たまきちゃん日記

約1年振り

こんにちは、たまきの母です。
救う会の皆様、娘を支援して頂いている皆様、このページを訪問して下さった皆様、いつも本当にありがとうございます。
 
これまで多くの新聞、テレビ、ラジオ等メディアに取り上げて頂き、大変感謝しております。
ただ、娘の心臓は依然としてギリギリの状態をなんとか維持している毎日です。
風邪ひとつひくことで、更なる心機能の低下も考えられます。
この日記を読んで下さる皆様、どうか、どうか情報拡散を、娘の情報を1人でも多くの人に伝えて頂ければ幸いです。 

先週たまきは、約1年振りに外に出ることができました。

去年の6月30日に、長女すみれの1周忌の為に先生同伴で3〜4時間程家に戻って以来です。

当時は内科的治療で24時間の点滴(強心剤)を入れていた為、通常であれば外出不可なの
ですが、先生がこれ以降はしばらく家に帰れないことや特別な日ということも考慮して頂き、外出を可能にして下さいました。

あれから蒸し暑い夏も、あっという間の秋も、雪の降らない冬も体感することなく、
季節がまた巡ってきました。

1年前よりも症状は極めて悪化し、体力も落ちてしまった中での散歩でしたが、30分でも外の空気を吸い、多くの刺激を受けたと思います。
太陽、小川のせせらぎ、鳥の鳴き声、木陰、色とりどりの花々…。
絵本の中に出てくる緑色といえば、緑か黄緑が多い中、ホスピタルパークの芝生や木々の緑は、絵本の色とはまた違って見えていたのだろうと思います。

当の本人は、眠い、暑い、眩しい、見るもの沢山で、終始真顔でのお散歩となりましたが、時々ベビーカーの上で足をパタパタさせる様子を見ると、娘なりにワクワクした時間を過ごせたのでしょう。

先生、看護師さん、MEさんが忙しい合間を縫って散歩する時間を作って頂き、感謝しています。
なるべく元気な子達と変わらないような環境作りをして頂けることは、親としても本当にありがたいことです。

1年後のたまちゃんが、同じ場所で今度は自分の足で歩く姿を夢見ています。

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