たまきちゃん日記

命を繋ぐもの

こんにちは、たまきの母です。
救う会の皆様、ボランティアの方をはじめ娘を支援して頂いている皆様、このページを訪問して頂いた皆様、本当にありがとうございます。

娘は現在、補助人工心臓を装着しています。直径1cm程のチューブ2本が小さな身体から出ています。
この刺入部と、その周りは感染症を起こさない為に先生方によって念入りに消毒されています。
今のたまきにとって、刺入部の消毒の時間が何よりも、手の甲から採血をすること以上に耐え難い時間となっています。
消毒が刺入部に染みて、手足が震える程痛いのです。
消毒時は、先生方がトレーに道具一式をのせて持ってくるので、いつもトレーを見るや否や大泣きしてしまいます。
たまきの場合、一度感染を起こしてから2ヶ月程度かけて、刺入部から出てくる血液や浸出液は一旦落ち着いたのですが、最近は刺入部を掻いてしまったり、寝返り等の動きが多くなってきたこともあり、またジュクジュクしてきてしまいました。
補助人工心臓が装着されている限り、お風呂に入ることはできません。
最近は暖かくなってきたこともあり、刺入部付近が蒸れやすく尚更掻きたいのだと思います。
痒いのに掻いてはいけないのは、大人でもストレスの溜まることです。
でも、掻いたところから感染を起こさない為に刺入部をガードしてなんとか日々乗り越えている状況です。

娘が補助人工心臓の力を借りてから201日が経過しました。
この機械があるからたまきの笑顔が、御飯を口いっぱい頬張る姿が、スヤスヤ気持ち良さそうに眠る姿を見ることができます。

娘の命を繋ぐもの。
もうひとつの心臓。

移植するまでの橋渡しではあるけれど、その時が来るまで上手に付き合っていけたらと思います。

ホスピタルパークにはツツジの花が咲き誇っています。
木々も青々としています。

みんなみんな生きている。必死に。

明日もたまちゃんなりの元気さが
持続します様に。

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