活動日記

【感謝の涙】

たまきちゃんを救う会が発足して1ヶ月以上となりました。
この会に関係して私たちは沢山のことを教わり、人の温かさに触れる事で勇気をもらい、前に進む力をいただいています。

そしてたまきちゃんを救うために色々な活動を模索しながら行動している中で
感謝という二文字では表せないそれ以上の気持ちで涙が溢れることがあります。

沢山ある中の一つですが、
先日「とある女子中学生の勇気ある行動」に心を打たれ私は涙しました。

救う会が動き出して3週間ほど経ったある日、”青森市南中学校の生徒が全校集会でどうやら募金を呼びかけたらしい。”
そんな噂が私たちの会の中で飛び交ったのです。

募金活動に頭を悩ませていた私たちは、そんな嘘みたいな話に驚くとともに
誰が!?どうして!?
多くの疑問と嬉しさでその子を探すことに夢中になりました。

情報を伝いやっとの事でたどり着いたのは
南中学校に通う、中学3年生のうたちゃんという女の子。

私が通う美容室に働くママのお嬢さんでした。

ここの美容室は美容師さん全員が本当に協力的で、個々で募金箱の設置場所を探してくれたり、色々な人にシェアしてくれています。
これも感謝でいっぱいなのですが。私がお願いしたことが、お母さんから娘さんに伝わっていたとは本当に本当にビックリしました。
お母さんから、たまきちゃんの現状や募金が無くては命が助からない事を聞き
自分ができる事はないのだろうか。そんな事を考え、担任の先生に相談したらしいのです。

相談を受けた担任の先生は、たまきちゃんのことを新聞で知っていて、何かしてあげたいと
思っていながらも行動に移せていない中、うたちゃんの「助けてあげたい」という言葉にハッとさせられたと言います。
うたちゃんの”どうにか助けたい”という思いは、大人たちを動かし、学校を動かしました。
そして全校集会で生徒全員に向けて『たまきちゃんを助けよう!』という呼びかけが起こりました。

自らホームページから引っ張ってきた動画を流し、自分なりにお話してくれました。
沢山の子が涙したと聞いています。
その後も放送で募金をお願いしたり、とにかく頑張ってくれたことを後々知りました。

その行動は私たちが示したものではなく、彼女たちが自ら考え、話し合い行動に移してくれたものでした。

大人でも、何ができるか、リスクはないか。など躊躇してしまうこと、無関係な気持ちになってしまうことがある中で
一人の女子中学生が起こした行動で、私たち大人が胸を打たれ、勇気をもらいました。

最近は悔さや悲しさで流す涙より、沢山の方の優しさに触れ、勇気ある行動に
感謝と感動をして涙することが多くなった気がします。

この勇気は決して当たり前ではない。
そう思い、ありがとうが込み上げた瞬間でした。

多くの方にご支援、ご協力をしていただいていることにいつも感謝でいっぱいです。

たまきちゃんを救う会 会員

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